「太陽光はエコ」という美名に隠れた自然破壊 / 『日本のエネルギー問題に関する事実と現実』その4
4.「太陽光はエコ」という美名に隠れた自然破壊
太陽光発電所が自然環境を悪化させる例も多々あります。近年、全国各地で今まで保護されていた森林が伐採されて荒れ地の上にパネルが並ぶだけという光景が広がっています。筆者は旅行へ良く行くのですが、藤沢を出て身延経由で山梨市へ行ったときにもそんな光景に遭遇しました。例えば写真のように、山梨市の笛吹フルーツ公園からほったらかし温泉へ向かう山道では、木々を伐採したと思われる斜面に太陽光パネルが並べられていました。(なお、この旅行はジャストビコーズと、ゆるキャンの聖地巡礼です。)
太陽光発電所の開発による自然破壊では、山梨県北杜市が有名になっています。元来は美しい森に囲まれた別荘地でしたが、太陽光パネルを設置するために山の木を切り倒し、パネルを敷地一杯並べたので景観が台無しになるだけで無く、まぶしい反射光で生活環境まで破壊される被害が出ています。この件は「北杜市 太陽光」あたりで検索をかけると、むごい例が山ほど見つかるので、太陽光発電がエコだと言っている方は、是非一度検索して、太陽光発電の現実を見つめ直してほしいものです。
なぜ太陽光発電はこのような惨状を呈するようになったのでしょうか。「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」は、前述のように菅直人首相と孫正義社長の都合の良いように作られたものなので、ソフトバンクの利益が邪魔されないよう、恣意的な欠陥が見られます。普通は各種開発を行う場合、環境アセスメントが義務づけられており、環境破壊を未然に防ぐ事ができます。しかしこの制度における太陽光発電所は、環境アセスメントから逃れているのです。その結果、太陽光発電事業者が濡れ手で粟の利益を得る一方で、豊かな緑の山は荒れ放題、木は切り放題という有様になっています。
筆者撮影の写真でも、斜面に無理にパネルを並べていて、見るからに土砂崩れが起きそうな光景でしたが、このような危険な場所に設置された太陽光パネルが災害を誘発する例について次項で述べたいと思います。
※ この投稿の元となる文章が書かれたのは平成29年です、ご了承下さい。

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