宝石としてのダイヤモンドの最期
先日のネット記事で、ダイヤモンド価格の下落が話題になっていました。
まあ、業者の情報が多いので、どれが正しいのかサッパリ見当が付かないのだけど、地道に人工ダイヤモンドの生産が進んでいるのは確かなようだし、ここ2.3年で下落があったのも確かなようです。
ダイヤモンド業者は、天然ダイヤモンドであることに付加価値を付けて、価格を保とうとしているけれど、流石に無理が来たのでしょうね。ダイヤモンドにおいては、天然と人工には、科学的に全く差が無い、むしろ人工モノの方がクオリティが高いので、冷静に考えれば人工の方がお得なのは間違いありません。(ぶっちゃけ、ダイヤモンドの輝きは、屈折率と加工によるものなのだから。あと天井照明。)
とはいえ、アールジュネス(アールビバンでも可)の版画が20万円で売れるのは、やっぱり希少性やら豪華さやらを謳って付加価値を上手に付けているからなので、天然ダイヤモンドでも同様のことが続くのかもしれない。(商法的には、むしろダイヤが先輩かな) 愛する人への婚約指輪には天然物を・・・と思ったら、全く同一物質でも値段が3倍高い天然ダイヤを買う人がいてもおかしくは無い。
果たして、ダイヤの壮大な付加価値商法は続くのでしょうか。
ちなみに、私もアールジュネスの版画を所有することには惹かれたのですが、やっぱり紙の表面の凸凹感が好みでは無かったので、購入には至りませんでした。鈴平ひろ先生の版画とか欲しかったかな・・・昔の話ですね。
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